【ニュース】 沿線まるごと、沿線全体をホテルに見立てる宿泊施設のブランド名を「Satologue」に決定、JR青梅線沿線で2024年3月にレストランなどを、2024年度中に客室を開業予定 東京都奥多摩町

2023.11.07
株式会社さとゆめ(東京都千代田区、嶋田俊平代表)と東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)の共同出資会社・沿線まるごと株式会社(東京都奥多摩町、嶋田俊平代表)は、沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」の中核となる宿泊施設のブランド名を「Satologue」とし、同ブランド名のもと、2024年3月にレストランを開業、2024年度中に客室を開業する。

「沿線まるごとホテル」は、JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修し、地域住民が「ホテルのキャスト」となって接客・運営を行うというもの。
「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を構築し、新たな滞在型観光、マイクロツーリズムの創出を図るという。

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ブランド名「Satologue」は、Sato(里)とlogue(語り)を組み合わせた造語。
「里とつむぐ、物語。」をタグラインとし、ホテルが立地する地域の歴史・文化・自然や、地域を想う人々の営みといった「里の物語」を、ホテルの空間やサービス、アクティビティの中で感じてもらい、その地域が宿泊客にとって「ふるさと」のような存在になって欲しいという意図を込めた。

同プロジェクトの第1弾では、JR青梅線沿線で開業準備を進めており、まず、同線「鳩ノ巣」駅(東京都奥多摩町)近隣エリアで、
2024年3月にレストラン棟(客席22席、ラウンジ、焚火あり)とサウナ棟(利用人数6名程度)を開業、2024年度中に客室棟(ツインルーム4室)を開業する。
また、2025年には、新たな客室棟(1棟貸し1室、収容人数10名程度)を開業する予定だという。
その後、同線沿線で順次地域拠点を改修・開業していき、沿線が
1つのホテルとなる世界観を構築するとしている。

なお、「Satologue」の最初の施設となる、同線沿線で開業予定の宿泊施設の名称は「Satologue Ome」となる。
今後、基本的には「Satologue+鉄道路線名称」という名称ルールで事業を展開していく予定。