【ニュース】 mmガード、日高線の廃線跡地でドローン開発フィールドと操縦実地訓練を開始、JR北海道 廃線跡地活用イノベーションプログラムの第1号 北海道新冠町

2023.11.01
株式会社mmガード(東京中央区、鈴木和清代表)は、北海道旅客鉄道株式会社(札幌市中央区、綿貫泰之社長)が2021年3月に鉄道事業を廃止した日高線の廃線跡地で、ドローン開発フィールドと操縦実地訓練を開始する。

JR北海道では、2019年に鉄道事業を廃止した石勝線(新夕張〜夕張間)、2021年に鉄道事業を廃止した日高線(鵡川〜様似間)の廃線跡地で、社外のアイデア・技術を取り入れるため、オープンイノベーションプログラムとして2022年に協業の提案を募集。
2023年4月に協業事業者とその案件を発表、今回の同取り組みは
、その第1号として始動するもの。

同事業の実施場所は「新冠 判官館トンネル」(北海道新冠町)付近(約1.16km)。
事業内容はドローン操縦資格取得のための訓練スクールの運営、ドローン物流の実現に向けた長距離飛行訓練場の運営、各種点検用ドローンのAI「Drone View」の開発など。

今後は、2023年11月に点検用AI開発のためのデータ収集開始・ドローンスクールでの野外飛行開始、2024年8月に産業用ドローンのデモフライト(見本市)を開催、2026年に物流用ドローンの実用化に向けた最終飛行テストを実施予定。