【ニュース】 アクシオンアーキテクツデザインプラスなど、建物の再生による付加価値の最大化や、環境負荷低減などを視野に入れた新しい建物診断サービスを11月より提供 神奈川県横浜市

2023.10.19
株式会社アクシオンアーキテクツデザインプラス(横浜市中区、大崎雄三代表)は、グループ会社の一級建築士事務所・株式会社集成社デザイン建築事務所(東京都中央区、大崎雄三代表)と連携し、建物の再生による付加価値の最大化や、環境負荷低減などを視野に入れた新しい建物診断サービス「建物リボーン診断」の提供を
2023年11月より開始する。
同サービスは、不動産ストックビジネスの発展と拡大に向け、デザインによる物件再生を目的としている。

アクシオンアーキテクツデザインプラスはこれまで、設計デザインによる築古物件を対象とし、「ヴィンテージ」をコンセプトとするデザインマーケティングをベースに、リノベーションによる建物価値の大幅アップを提供してきた。
その多くが築30年以上の賃貸マンションやビルであったことから
、経年により刻まれた景観や存在感、文化性が独自の付加価値になることに着眼。

今回開始するする同サービスでは、環境負荷となるスクラップアンドビルドではなく、「建物再生と付加価値アップ」を模索する中で、建物の構造(減築含む)まで視野に入れ、再生という視点で調査するケースに何度も直面した結果、「結耐震診断」と「劣化診断」の調査手法に「デザイン診断」を融合させた新コンセプトの建物診断を整えたという。

同サービスの社会的メリットは、積極的リノベーションにより、スクラップアンドビルドによる環境負荷を低減、地域らしい景観財産の持続的継承の実現、地域アイデンティティを土台とした地域活性化への貢献などとしている。

また、オーナー(施主)のメリットとしては、建て替えより大幅に低い施工費用と大きな費用対効果、構造まで含めたリ・デザインによる家賃や利回りなどの価値押上げ効果、歴史価値継承によるブランディング効果などがあるという。

対応構造は、非木造が鉄骨造・鉄筋コンクリート造(ラーメン構造/壁式構造/PC構造)・鉄骨鉄筋コンクリート造、木造が木造軸組工法(在来工法)・枠組工法(ツーバイフォー工法)・木造ラーメン工法・木造プレハブ(壁式)工法・ログハウス工法。

調査ステップは予備調査・2次調査・3次調査の3段階で、予備調査・2次調査は無料(2023年現在、無料エリアは東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県、その他の地域は応相談)としている。