2023.10.11
福井コンピュータアーキテクト株式会社（福井県坂井市、田辺竜太代表）は、国土交通省の「令和5年度 空き家対策モデル事業」として、あわら市（森之嗣市長）との官民連携により、空き家の購入からリノベーションまでワンストップで検討できる空き家物件サイト「空き家メタバンク」を2023年10月10日に一般公開した。

同サイトでは、同社が蓄積してきた3D CAD技術を活かし、自治体、空き家所有者、仲介・改修業者、購入希望者の橋渡しを強化しながら空き家の仲介から改修までを促進することで、日本の空き家問題の解消に貢献するとしている。

同サイト内では、同市に実在する空き家物件を3Dモデルで確認したり、空き家のリノベーションイメージを360度パノラマパースで体感することが可能。
具体的な空間イメージが把握できることで、利用者の空き家購入意欲を高めるとしている。

その他、AIチャットボットによる空き家のQ＆Aや同市に移住した人へのインタビュー、同市の魅力や空き家優遇制度の紹介など、空き家の購入・移住に関する様々な情報やツールをワンストップで紹介。

さらに、同市内の建設会社と協業し、空き家のリノベーション案デザインを策定、同サイトを介してリノベーション委託先候補として紹介（マッチング）することで、地元経済の活性化も図るという。

なお同サイトは、パソコンやタブレット・スマートフォンなどの
Webブラウザから誰でも無償で利用可能としている。