【ニュース】 全国でグランピング施設を運営するダイブ、旧三本松ロイヤルホテルをリノベーションし、初のホテル業態となる「CRAFT HOTEL 瀬戸内」を2024年1月下旬に開業予定 香川県東かがわ市

2023.09.04
全国5カ所でグランピング施設「ザランタン」を運営する株式会社ダイブ(東京都新宿区、庄子潔代表)は、初のホテル業態となる「CRAFT HOTEL 瀬戸内(クラフトホテルせとうち)」(香川県東かがわ市)を2024年1月下旬(予定)に開業する。

同ホテルは、旧三本松ロイヤルホテルを「瀬戸内のローカル感とつながる小さな滞在型アウトドアホテル」をコンセプトにリノベーションするもの。
リニューアルオープン後は初年度売上高1億6,000万円、瀬戸内国際芸術祭と大阪・関西万博が行われる2025年には売上高2億円超を想定している。
中長期的に、同市内や香川県内での雇用創出や、交流人口の創出、地域への経済波及を目指すという。

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旧三本松ロイヤルホテルは、瀬戸大橋開業後の需要を見込んだ地場の企業が1989年に開業したシティホテル。
観光・ビジネスでの宿泊利用、チャペルでの結婚式や宴会利用などで賑わっていたが、人口減少等で需要が低下、コロナ禍で追い打ちをかけられるように2020年6月に惜しまれながら閉鎖した。
閉鎖後は、地元の飲食店からは「宿泊施設がないことで市外からの集客は難しくなった」という声も聞かれているという。

一方同市は、少雨で晴天率が高い気候、波が穏やかできれいな複数箇所のビーチ、日本の原風景が残る豊かな自然を感じられる山々と里山があり、アウトドア観光施設には最適な地域。

リノベーション後の同ホテルでは、市場状況や同市の競争優位性などを鑑み、コンセプトを「滞在型アウトドアホテル」とし、カジュアルな価格帯で気軽にアウトドア滞在体験を満喫できる施設・サービスの開発を進める。
施設内では、サウナ・水風呂、水盤での水遊び、アウトドアディナー、焚き火、手持ち花火などのアウトドア体験を楽しめる、自然の中でのチルな時間を提供。
客室は2人利用に最適な部屋づくりを行い、恋人・夫婦、友達同士の「日常デート以上・記念日旅行未満」の利用を見込む。

また同ホテルは、高松駅から特急列車で約30分、大阪・神戸方面からの高速バスが停車するバスターミナルも至近にあることから、自動車免許を持っていない人、運転が苦手なミレニアム世代の利用も見込むという。

「CRAFT HOTEL 瀬戸内」の所在地は香川県東かがわ市三本松
1880番地。
客室数は35室(シングル8室・ツイン9室・ダブル9室・クイーン5室・メゾネット2室・和室2室)。
開業予定日は2024年1月下旬(予定)。