【ニュース】 鹿児島工業高等専門学校、学生3名が姶良市の「令和5年度 第2回 あいら若者まちづくり会議」に参加 鹿児島県姶良市

2023.09.01
鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市、上田悦子校長)は、同校の学生3名が、姶良市(湯元敏浩市長)が2023年8月23日にイオンタウン姶良(鹿児島県姶良市)で開催した「令和5年度 第2回 あいら若者まちづくり会議」に参加した。

同会議は同市内の4高校に加え、同市と包括連携協定を締結している同高専からそれぞれ選出された生徒・学生と、同市長との意見交換の場として実施されたもの。
同校からは機械工学科4年生1名、電気電子工学科3年生1名、都市環境デザイン工学科3年生1名参加し、自分の意見を述べた。

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令和4年度から実施している同会議は、夏季休業中に2回開催している。
令和5年度2回目となる今回は「若者目線で見る姶良市の観光について」をテーマに、同市が持つ潜在的な可能性を最大限に活かし、将来にわたって持続的に提供・享受できる魅力ある観光地づくりを進めるため、新たな「姶良市観光おもてなし計画」を策定するのが目的。
同市では、次代を担う若者からの様々な意見やアイデアをこれからの同市の観光政策に活かしていきたいと考え、同校に協力要請を行ったという。

会議の中では、同校の学生は「観光・食事・ショッピング・宿泊と回遊性を意識して、すべてを姶良市で完結させるスタイルが良いのではないか。またSNSを使っての情報発信は、観光の場所だけではなく、そこを訪れるのに最適な季節・時間帯まで指定して情報発信すれば良いと思う。」「いわゆる映える場所だけではなく、静かなゆったりとした美しさや、また食べ物の美味しさ等、選択肢を増やしてあげた方が良いと思う。」「例えばスポーツイベントの活用はどうだろうか。今年は鹿児島国体があり、それを利用して行政もバックアップを行い、姶良市のアピールに繋げると良いと思う。」なとど発言。
最後に同市長からは「市町村合併で姶良市が出来て13年。まだ若い市であり、若い人たちの力が必要です。皆さん方の意見を取り入れて、より良い姶良市観光計画を策定していきたい。」との発言で、会議は終了した。