【ニュース】 名古屋鉄道と奥飛観光開発、新穂高ロープウェイ山頂エリアの「西穂高口」駅で8月10日よりリニューアル工事に着手 岐阜県高山市

2023.08.09
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、髙﨑裕樹社長)と奥飛観光開発株式会社(岐阜県高山市、宮川学社長)は、中部山岳国立公園内に所在する新穂高ロープウェイ山頂エリアの「西穂高口」駅(岐阜県高山市)で2023年8月10日よりリニューアル工事に着手する。
グランドオープンは2026年春の予定。

同ロープウェイでは、2022年10月に開業した「頂の森」(Ⅰ期エリア)を皮切りに、施設リニューアルに取り組んできた。
今回は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星として掲載されている屋上展望台や飲食・物販店舗等をリニューアルする。

計画では、迫力ある北アルプスの山々や標高2,000m超の国立公園の大自然を堪能できるスペースを屋上と4階に整備。
飲食・物販店舗を2階に集約、思い思いの場所で自然を楽しみながら味わえる飲食メニューや、山頂エリア限定のお土産品を提供する。
「売店」「ロープウェイ乗降場・待合所」「飲食店舗・展望休憩スペース・展望台」の3期に分けて駅舎全体の工事を行う。
なお、リニューアル工事に伴い、同駅内で一部立ち入りできない区域、飲食・物販店舗の切り替えなどが発生するとしている。

今後は、山頂エリアに続き、「中間(鍋平)エリア」「山麓(新穂高温泉)エリア」についても、各エリアの特長を生かしたリニューアルを順次検討するという。