【ニュース】 アドベンチャーワールド、近畿大学附属湯浅農場が栽培・研究する「近大マンゴー」を使用したオリジナルメニューを8月7日より期間限定販売 和歌山県白浜町

2023.08.03
株式会社アワーズ(大阪府松原市、山本雅史社長)が運営するアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、近畿大学(大阪府東大阪市、細井美彦学長)との産学連携の一環として、近畿大学附属湯浅農場(和歌山県湯浅町)が栽培・研究する「近大マンゴー」を使用したオリジナルメニューを、パーク内レストラン2店舗で2023年8月7日より期間限定で販売する。

同農場は、1987年よりマンゴーの栽培研究に取り組み、「近大マンゴー」として出荷してきた。
農学部の学生も栽培に携わり、マンゴーの果実が落ちないようにネットを設置するなどの管理作業のほか、収穫作業や出荷作業も行っている。
消費者に長い期間国産マンゴーを食べてもらえるよう、出荷時期は国産マンゴーが市場に多く出回る時期(6~7月頃)を避け、加温する温度と時期を工夫することで8月に出荷できるようにしており、なめらかな口当たりと濃厚な甘みが特徴だという。

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今回、同パーク内レストランで販売するオリジナルメニューは、「近大マンゴーのフレッシュサマーパフェ」(税込1,000円、販売店舗はパーク内レストラン パン工房)、「波乗りパンダと近大マンゴーのひんやりパンケーキ」(税込1,100円、販売店舗はパーク内レストラン Smile Kitchen)、売り切れ次第終了、状況により休店する場合あり。

なお、同パークを運営するアワーズと2017年3月に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学は、展示・希少動物の繁殖のための共同研究をはじめとする産学連携協定を締結している。
同連携協定の成果としては、バンドウイルカとキングペンギンの人工授精へ向けた共同研究、「野生動物の保全」を学ぶアクティブ・ラーニング講義の開講、キングペンギンの人工授精成功、「ぱんだの手むきみかんバウム 近大みかん使用」の販売、近大ICTメロンの摘果を動物の食事として提供といった例があるという。

また、近畿大学附属湯浅農場は、マンゴーなど熱帯果樹類の栽培研究や、柑橘類の品種を系統保存すると同時に機能性を見出す薬用利用の研究などに取り組んでおり、学生実習や卒業研究の場としても利用されているとしている。