【ニュース】 彦根市、「夢京橋あかり館」の宿泊施設化を目指し、市場性の把握と民間事業者公募条件の整理を目的にサウンディング型市場調査を実施 滋賀県彦根市

2023.07.31
彦根市(和田裕行市長)は、現在指定管理者制度で運営している「夢京橋あかり館」(滋賀県彦根市)を宿泊施設化し、昼夜を通じて賑わいのある観光の拠点として民間活用するため、市場性の把握と民間事業者公募条件の整理を目的にサウンディング型市場調査を実施する。

サウンディング型市場調査とは、市有地などの有効活用に向けた検討にあたり、活用方法について民間事業者から広く意見・提案を求め、「対話」を通じて市場性等を把握する調査。
今回は、旅館業法(昭和23年7月法律第138号)と滋賀県が定める手続きを経て旅館業を営むことができ、同施設の宿泊施設化事業の実施主体となる意向を有する法人を対象としたもの。
複数の法人による共同提案も可能。

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同施設は現況、同市の観光拠点として十分に機能していないという指摘があるという。
また、同市は令和7年度に開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の主会場となっているほか、彦根城の世界遺産登録を目指す中、宿泊施設不足解消の必要性も指摘されているところから、今回、サウンディング型市場調査を実施するとしている。

「夢京橋あかり館」の所在地は滋賀県彦根市本町二丁目1番3号、交通はJR東海道本線・近江鉄道「彦根」駅より徒歩20分(最寄りバス停は「本町キャッスルロード」「京橋口」)。
構造・規模は木造・鉄鋼造・瓦葺、2階建て。
サウンディング型市場調査のスケジュールは、現地見学会の参加申込期間が2023年7月18日~31日、現地見学会の開催が2023年8月2日~4日、サウンディング参加申込期間が2023年8月7日~21日。

詳細は同市ホームページを要参照。