2023.06.21
覚田真珠株式会社（三重県伊勢市、覚田譲治代表）は2023年6月
20日、志摩半島の南端・英虞湾（あごわん）の入り江に面した伊勢志摩国立公園内にある真珠養殖場の跡地（三重県志摩市）で、スモールラグジュアリーな体験型リゾートヴィラ「COVA KAKUDA（コーバ・カクダ）」を開業した。

英虞湾は、2016年の第42回先進国首脳会議（G7）が開催された場所で、かつて真珠養殖の地として名を馳せた場所。
古くから自然と人が共生してきた「里海」が残る場所でもあり、気候は穏やかで、複雑に織りなすその地形の美しさから、昨今は隠れ家的な高級リゾート地として国内外から注目を集めているという。
同施設は、その入り江に面し、覚田真珠が保有する約4万㎡の敷地内に位置する。

施設内には、真珠養殖加工場時代の天井の木製梁などを残した各約70㎡の4棟のスイートヴィラ、レセプション・ダイニング棟・体験棟、志摩半島のローカルウッドを利用したサウナ棟、農業体験ができる果樹園・炭焼き小屋（予定）などを配置。
スイートヴィラには、寝室・リビング・入り江と繋がるデッキテラス・バスルームがあり、2棟にはプライベートサウナを設置した。

里海ビューの静寂なダイニング「KAZO」では、伊勢海老・ヒオウギ貝・アコヤ貝・あおさのり・ワタリガニ・シマアジ・松阪牛など地元の食材を使用した、和食ベースの「イノベーティブ・フュージョン料理」を提供。

また、多彩なアクティビティも企画、真珠の核入れ体験・地元の特産品・食材の収穫体験・料理教室、英虞湾の景観めぐり、サンセットクルーズ、サンライズクルーズ、スタークルーズ（星空鑑賞）、近隣の島のプライベートビーチへの訪問、生牡蠣＆伊勢海老水揚げ体験、農園体験、海釣り、シュノーケリング、カヤック、スタンドアップパドルボート（SUP）なども楽しめるという。
さらに宿泊者も一緒に楽しむことができる真珠養殖・浜揚げの観光施設を復活させることで、地域住民と観光客が交流することができるワークショップなどの開催も予定している。

「COVA KAKUDA（コーバ・カクダ）」の所在地は三重県志摩市志摩町片田1397-14（伊勢志摩国立公園内）、交通は近鉄志摩線「賢島」駅より船またはタクシーで約30分。

宿泊予約は
COVA KAKUDA