【ニュース】 東武鉄道、「浅草」駅と「東武日光」駅を、7月15日の新型特急車両「スペーシアX」運行開始に合わせリニューアルオープン 栃木県日光市

2023.06.08
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、2023年3月よりリニューアル工事を進めていた東武スカイツリーライン「浅草」駅(東京都台東区)と、東武日光線「東武日光」駅(栃木県日光市)を、2023年7月15日の新型特急車両「スペーシアX」運行開始に合わせ、リニューアルオープンする。

今回のリニューアル工事は、「つなぐ」をコンセプトとし、「スペーシアX」に乗る前から降りた後までの空間につながりを持たせ、「スペーシアX」での旅行への期待感や、日光体験の余韻を浅草駅や東武日光駅で感じてもらおうというもの。

浅草駅では、スペーシアXの発車番線となる5番ホームやコンコースで日光の自然や荘厳さを感じさせる木目調の装飾と光の演出を多用したデザインを採用。
東武日光駅では、改札外コンコースの吹き抜け部分に日光東照宮の豪華絢爛さを表現した真鍮風の装飾や木目調の装飾をあしらうことで、両駅がつながり、統一感のある空間を演出する。

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また、今回のリニューアルでは、社有山林の間伐材や栃木県産の大谷石や芦野石を両駅構内の内装やベンチで使用。
同社では、今後も駅舎リニューアルの際に間伐材や地域産材を積極的に使用することで、環境保全や沿線地域の文化の発信に貢献するとしている。

東武スカイツリーライン「浅草」駅の所在地は東京都台東区花川戸1-4-1。
改修面積は5番ホーム約630㎡ほか。
構造・規模は鉄筋コンクリート造、2階部分(5番ホーム、インフォメーションカウンター、改札廻り壁面など)。
工期は2023年3月~7月上旬(予定)。

東武日光線「東武日光」駅の所在地は栃木県日光市松原町4-3。
改修面積は約510㎡ほか。
構造・規模は鉄筋コンクリート造、1・2階部分(改札外コンコース吹き抜け、待合室など)。
工期は2023年3月~2023年6月下旬(予定)。