【ニュース】 神戸アリーナプロジェクト、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、新築工事に着手 兵庫県神戸市

2023.04.19
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、辻上広志社長)が開発を行い、株式会社One Bright KOBE(神戸市中央区、渋谷順社長)が運営を担う「神戸アリーナプロジェクト」(神戸市中央区)はこのほど、2025年2月竣工、大阪・関西万博の開幕時期の2025年4月開業に向け、新築工事に着手した。

同プロジェクトは、神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業で、2021年に優先交渉権を獲得した、NTT都市開発・株式会社スマートバリュー(大阪市中央区、渋谷順社長)・株式会社NTTドコモ(東京都千代田区、井伊基之社長)の3社コンソーシアムによる民設民営のアリーナプロジェクト。

事業予定地は、主要ターミナルの各線「三ノ宮」駅徒歩圏内に位置し、神戸空港や新幹線の駅からのアクセスも良好で、観光スポット「メリケンパーク」「ハーバーランド」に隣接。
日本初となる、270度海に囲まれた水辺のアリーナになるという。

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開業後は、1万人収容の次世代アリーナとして、B.LEAGUE(プロバスケットボールリーグ)に所属する「西宮ストークス」の本拠地としてホームゲームが行われるほか、様々なスポーツや音楽コンサート、e-Sports、MICEなど多様なイベントに対応。
館内にはVIPラウンジを兼ね備え、新たな観戦体験を提供するほか、オープンテラスのある複数の飲食店を併設、アリーナ周辺でもオープンスペースを整備するとしている。

運営については、「ソフト・ハード・デジタル・ソーシャルの4つがつながるSmartest Arena」をコンセプトに、様々なパートナーと共創しながら推進するという。

事業名称「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の所在地は神戸市中央区新港町130番1、130番2。
敷地面積は約2万3,700㎡、延床面積は約3万2,300㎡。
構造・規模は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造、7階建。
収容客数は約1万人。
竣工時期は2025年2月(予定)、開業時期は2025年4月(予定)。
土地所有者は神戸市、建物所有者はNTT都市開発株式会社、運営会社は株式会社One Bright KOBE。