【ニュース】 飯南町、子育て世代の移住者向け賃貸住宅「八神里山住宅」3棟を建設、内外装に町産材をふんだんに使用 島根県飯南町

2023.03.29
島根県飯南町(塚原隆昭町長)はこのほど、里山での暮らしを感じることのできる、子育て世代の移住者向け賃貸住宅「八神里山住宅」3棟を建設した。
板倉構法という伝統工法を採用することで、内外装に町産材をふんだんに使用することが可能となり、木の温もりに包まれた居住環境を実現したという。

同町の住宅で多くみられる石州瓦から着想を得た、里山の四季に映える屋根・外壁の色を採用。
また、庭や畑になる外部空間との繋がりを意識した設計を取り入れるなど、特徴的な外観としている。

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内装にもこだわり、壁面や床だけでなく、建具も全て木にこだわり、全面から木の温もりを感じることができる空間とした。
多くの光を取り込むことができる、大きな窓のある吹き抜けは、1階と2階の家族を繋ぐ役割を持っているという。

同町では、豊富な森林資源を活用するため、林業魅力化プロジェクトに取り組んでおり、今回の住宅はそのプロジェクトの一環としての意味合いも持ち合わせている。
町産材の地域内循環を進めるため、「町内工務店が町産材を使用してこんな家を建てることができる」ということを知ってもらうためのモデルハウスとしての役割も担っているという。