【ニュース】 JR東日本水戸支社と茨城県信用組合、「地域事業支援アワード2022」贈呈を実施、鉄道×金融連携による地域事業支援 茨城県水戸市

2023.03.23
東日本旅客鉄道株式会社水戸支社(茨城県水戸市)と茨城県信用組合(茨城県水戸市、渡邉武理事長)は、「地域事業支援アワード
2022」贈呈を実施する。

両者は、鉄道事業者と金融機関が持つそれぞれの強みを掛け合わせながら、茨城県内事業者の企業価値向上を支援する「地域活性化連携協定」を締結しており、今回の贈呈は、連携協定の取組みを通じ、2022年度に販路拡大などの事業成長へつながった事業者に対して行うもの。

主な選出ポイントは、JR東日本グループ会社と連携した商品開発・販路拡大・店舗出店など。
今年度は、株式会社飛勘水産(茨城県日立市、飛田英雄代表)と、有限会社内山味噌店(茨城県日立市、内山庄栄代表)が選出された。

飛勘水産は、日立市を中心に、県内の漁港で水揚げされた魚介類を取扱う小売・飲食業を展開。
自社の加工食品も販売しており、JR東日本グループが持つ販路を活用し、茨城の水産業活性化へつながる取組みを自ら積極的に実施した点や、DCを契機に茨城を盛上げたいという強い想いも選出のポイントとなった。

内山味噌店は、茨城県内を中心に、味噌発酵食品の製造販売、麹を使用した食パン専門店などを展開。
JR東日本グループ会社と、茨城県信用組合によるマッチング商談会で自社生食パンを使用した「醸すラスク」が高評価を受け、今年春にJR東日本グループ会社商品として販売開始(予定)まで至った点が選出のポイントになったという。