【ニュース】 近畿壁材工業、淡路島の地域資源「土」の魅力を伝える「土のミュージアムSHIDO」を1月27日にグランドオープン 兵庫県淡路市

2023.01.12
「土壁」の製造を手掛ける近畿壁材工業株式会社(兵庫県淡路市、濵岡淳二社長)は 淡路島の地域資源「土」の魅力を伝える「土のミュージアムSHIDO(シド)」(兵庫県淡路市)を2023年1月27日にグランドオープンする。

淡路島には、淡路瓦や陶芸、タイルなど土に関する産業が多くあるという。
同館の建物は、全て淡路島の「土」を使用した土壁と土間たたきで建築したもの。
施設内では、土を使用した現代アートの展示やワークショップを定期的に開催する。

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同館では、日本の土壁の空間で、ミュージアムとしての現代アート作品展示をメインに、塗り壁体験、泥染め、土絵画など土体験を観光客に提供。
同社の本業でもある土壁の魅力を伝えるスポットとして、多くの見どころを用意した。
大正元年創業の地元企業として、地元住民の交流の場を提供、コミュニティー作りで地域活性化を目指す。

さらに、同じ淡路島の土で出来た淡路瓦を特別にタイル状に焼いた物をポイントで利用、展示スペースには同じ淡路島のタイルメーカー「ダントー」のタイル展示なども行い、淡路島の地場産業活性化も目指すという。
また、2025年大阪万博に向け、ひょうごフィールドパビリオンへの登録を進め、土を使用する建築で環境負荷の少ない素材としての魅力も発信するとしている。

「土のミュージアム SHIDO(シド)」の所在地は兵庫県淡路市多賀2150。
敷地面積は1,037㎡、延床面積は181.76㎡。
営業時間は9時~17時、企画展開催期間中は土日祝営業、企画展開催期間以外は要予約。

なお、2023年1月27日~2023年2月26日の期間(火・水曜日休館)には、企画展「現代美術家たちの表現展」を開催する。