【ニュース】 フェリーさんふらわあ、日本初のLNG燃料新造フェリー「さんふらわあ くれない・むらさき」船内の「3層吹き抜けアトリウム」の情報を公開 大分県大分市

2022.12.09
株式会社フェリーさんふらわあ(大分県大分市、赤坂光次郎社長)はこのほど、大阪~別府航路に投入する日本初のLNG燃料新造フェリー「さんふらわあ くれない・むらさき」船内の特徴的な「3層吹き抜けアトリウム」の情報を公開した。

乗船後、目の前に現れる開放的なアトリウムは、段違いの3層吹き抜け構造となっており、中央の扇型の大階段は乗船客を船の旅へ誘う仕組み。
現行船「あいぼり・こばると」にはない、広々とした空間を体感できるとしている。
手すりパネルは、日本の伝統工芸で用いられる組子模様をイメージしたもので、細かな部分でも乗船客が楽しめる仕掛けを多数施したという(麻の葉の組子模様はスイート客室にも使用)。

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アトリウムの天井には、プロジェクションマッピングを投影する。
投影に使用するのは、船への搭載では世界初(発売済み30,000lm以上の3LCD方式プロジェクター製品、EPSON調べ、2022年12月現在)となるEPSON製高性能プロジェクター(EB-L30000U、超短焦点レンズELPLX03)で、同製品の導入により、天井に広く・高画質に投影することを可能とした。  

さらに、天井だけでなく、壁面スクリーンを使用した広範囲のプロジェクションマッピングも楽しめるという。
乗船時だけでなく、船内では毎晩プロジェクションマッピングショーを開催する予定。

なお、映像は客室内テレビでも視聴可能で、上映する映像コンテンツは「ドローンによる船内ツアー」などを予定しているという。