【ニュース】 オムロンヘルスケア、三重県の「木づかい宣言」事業者に登録、松阪事業所で三重県産木材を活用、「森林資源循環利用」に貢献 三重県松阪市

2022.11.11
オムロンヘルスケア株式会社(京都府向日市、荻野勲社長)の国内の生産拠点となっている松阪事業所(三重県松阪市)は、三重県産の木材を積極的・計画的に使用することを宣言、「木づかい宣言」事業者に登録されたことを受け、2022年11月10日に三重県庁で登録書授与式が行われた。

同県は、木々を育て、木材として活用し、また育てる「緑の循環」を推進している。
その一環として、県産材の積極的な利用や木育の推進を実施することを宣言した事業者を登録する「木づかい宣言事業者登録制度」を2018年に創設、2022年7月現在で34企業が登録しているという。

同社の松阪事業所は、血圧計や体温計などを生産する工場で、グローバルに展開する工場の中心となる、生産技術の開発を行う主力生産拠点。

一方、カーボンニュートラルの実現に向け、「地域との共存」をコンセプトに、事業所の緑化など、緑地環境の整備にも積極的に取り組んでおり、2021年11月には経済産業省の「緑化優良工場等表彰制度(通称:全国みどりの工場大賞)」で、「日本緑化センター会長賞」を受賞している。

具体的には、地域の人の目にも入る事業所構内の一角に社員の手で花壇をつくり、季節の花を植える取り組みを2022年7月より実施。
さらに、事業所内各所のサインパネル、来客用のコースター、食堂テラスで使用する腰掛けできる什器、グリーンカーテンのプランター等に同県産材を使用するという(随時実施)。