【ニュース】 港屋マネジメント、坂本龍馬屋敷跡地の旧ホテル南水を全面改修、「hotel nansui」として2024年秋に開業予定 高知県高知市

2024.05.08
港屋マネジメント株式会社(高知県高知市、井口泰代表)はこのほど、2024年秋の開業に向け、「hotel nansui」(高知県高知市)の全面改修工事を着工した。

同ホテルは、JR土讃線「高知」駅より車で約10分、かつての坂本龍馬屋敷の跡地に建つホテル。
近郊には「高知城」や「龍馬が生まれたまち記念館」などの人気観光スポットがある。

同社では、かつてこの地で50年以上運営され、観光客・地域に愛された旧ホテル南水の意思を受け継ぎ、新しいラグジュアリーホテルブランドとして再生するという。

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同ホテルの建物は、鉄筋コンクリート造・地上7階建。
共用部にはギャラリー「Ryoma Open Gallery」、レストラン「Marginal」、ロビーラウンジ「Reception Lounge」、ライブラリー「SHI-SHI Library」、セルフバー「Bar Lounge」、屋上テラス「Yugao Terrace」を備える。

全33室の客室のうち、スタンダードルーム(32室)は37㎡以上の広々とした空間で、館内での軽食・アルコールを自由に楽しめるオールインクルーシブとする。
スイートルーム「Premium Sauna Suite」(1室)には、完全プライベートサウナを併設するという。

改修にあたっては、地元高知の自然素材や技術・工法を取り入れ、ここでしかできないラグジュアリーな空間・滞在をデザイン。
かつての「ホテル南水」は、龍馬資料を展示した博物館のような空間と和室・部屋食の旅館だったが、改修後はアートミュージアムのような「滞在体験型ホテル空間」への転換を図るとしている。