2022.09.06
解体工事の一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネ（名古屋市中村区、川口哲平代表）はこのほど、上尾市（畠山稔市長）と空き家除却促進に係る連携協定を締結した。

「クラッソーネ」は、これまでに累計約10万件以上の問い合わせ実績、累計約1万件以上の工事契約実績があるという。
2020年9月からは、施主と工事会社に対し「着手金保証」「完工保証」「第三者賠償責任保険」を組み合わせた「クラッソーネ安心保証パック」の提供を無料で開始、空き家解体に伴う不安の解消や、社会課題化している空き家問題解決への取り組みを強化してきたとしている。

一方、同市では、令和3年度に第2次上尾市空家等対策計画を策定、市民の生命・身体又は財産を保護するとともに、その生活環境の保全を図り、あわせて空き家等の活用を推進し、同市での空家等対策を総合的かつ計画的に推進している。
しかし、空き家は増加傾向にあり、空き家の除却（解体）促進のための対策が課題となっていた。

今回の連携協定は、同市内の空き家の所有者等に対し、同市や同社が持つ資源や特長を活かしながら、空き家の適切な除却促進に向け、連携協力を図ることを目的としたもの。
今後は、同協定に基づき、同市民や空き家所有者に対し、解体の概算参考価格を提示する「クラッソーネ」の解体費用シミュレーターを紹介、空き家処分の進め方に関する説明冊子（フライヤー）を配布するほか、同市の空き家の適切な除却促進のため、同社のサービスやノウハウを活用する。