【ニュース】 東武鉄道など、産官学で連携し、8月29日より北千住駅で福島県南会津の特産品をPR、特産品を直通特急リバティで鉄道輸送 福島県南会津町

2022.08.26
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、足立区立千寿桜堤中学校(最寄駅:東武スカイツリーライン「北千住」駅)、福島県立田島高等学校(最寄駅:会津鉄道「田島高校前」駅)、南会津町観光物産協会、足立区観光交流協会と連携し、2022年8月
29日~31日の期間、「北千住」駅(東京都足立区)構内で「南郷トマト」を中心とした福島県南会津の特産品をPRする。

同取り組みでは、「会津田島」駅と「浅草」駅を結ぶ特急リバティを活用し、2022年8月29日に会津鉄道「会津田島」駅より田島高校の生徒が新鮮なトマトなどの特産品を積み込み、東武スカイツリーライン「北千住」駅まで直通輸送。
輸送された特産品は、千寿桜堤中学校の生徒が受け取り、2022年8月29日~31日の期間、「北千住」駅構内で紹介・販売する。
また、特産品は南会津町観光物産協会が手配し、同取り組みにかかる事前告知等のPRを足立区観光交流協会が支援するという。

同取り組みは、かねてから地域活性に関する学習を行っていた田島高校が、東武本線で最も利用者の多い「北千住」駅を最寄りとする千寿桜堤中学校に対し、地域活性に向けた連携学習、駅での特産物販売を提案したことから始まったもの。

両校の生徒は、オンラインで同取り組みに関する打ち合わせを行い、商品選択や価格設定について検討し、実際に仕入れる商品や数量を設定。
同社では、同取り組みを通じ、社会につながる学習の機会を中高生に提供し、次世代を担う若者のキャリア教育を支援するとともに、鉄道ネットワークを活用した沿線地域の活性化や貨客混載利用の検討を進めていくとしている。

「北千住」駅構内での南会津特産品販売の販売日時は2022年8月
29日の15時~16時30分、8月30日・31日の10時~16時30分(各日とも売り切れ次第終了)。
販売商品は、南郷トマト、トマトジュース、トマトピューレ、トマトラーメン(インスタント)等(予定)。
販売場所は東武スカイツリーライン「北千住」駅2階中央改札内。