【ニュース】 直方市と伊藤忠テクノソリューションズ、予約制の乗合タクシーと経路検索システムを組み合わせたオンデマンド交通によるMaaSの実証実験を5月9日~8月5日に実施 福岡県直方市

2022.04.26
直方市(大塚進弘市長)と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(東京都港区、柘植一郎社長)は、2022年5月9日~8月5日の期間、相互に密接な連携・協力を行い、予約制の乗合タクシーと経路検索システムを組み合わせたオンデマンド交通によるMaaS
(Mobility as a Service)の実証実験を実施する。

同市は、安心安全な移動手段を構築していくため、同実証実験で得られた知見・データ等を通じ、新たなニーズも見据え、市民・事業者・同市にとって持続可能な公共交通体系の最適解を検討。
一方、伊藤忠テクノソリューションズは、先進のITソリューションを組み合わせ、利用者のデータ活用やデジタルトランスフォーメーションを支援するとともに、社会課題の特定や解決に努めるとしている。

提供機能のうち、オンデマンド交通(予約制乗合タクシー)の対象エリアは上頓野、畑・永満寺の2エリア。
アプリ・電話を通じた利用者からの予約状況に応じ、AIが最適経路を随時更新しながら運行するという。
予約受付時間はアプリが終日、電話は土日祝日を除く平日の8時~17時。
運賃は大人1人1回300円(小学生以下、障がい者150円)。
車両はタクシー車両3台、運行協力はMGタクシー株式会社・有限会社スタータクシー・直方タクシー有限会社。

経路検索では、鉄道・バス・オンデマンド交通を組み合わせた経路検索を実施する。
対象路線は、鉄道が福岡県を通る鉄道、バスが直方市を通るバス路線、オンデマンド交通(対象エリアは上頓野、畑・永満寺の2エリアのみ)。

実証実験「のおがたMaaS(マース)」の実施期間は2022年5月9日~8月5日。
提供方法はアプリ(終日)、電話(土日祝日は除く平日の8時~17時)。
実施主体は直方市、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社。