【ニュース】 JR西日本とJR東日本など、新幹線荷物輸送では初となる「富山」駅発の輸送サービスを3月25日より開始 富山県富山市

2022.03.23
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)と西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)は、新幹線荷物輸送では初となる「富山」駅(富山県富山市)発の輸送サービスを2022年3月25日より開始する。

JR東日本とJR西日本は、株式会社ジェイアール東日本物流(東京都墨田区、野口忍社長)と協働で、地域の情報発信や地場産業の活性化に向け、2021年5月より北陸新幹線を活用し地域の魅力ある食材や地産品の輸送を実施してきた。
これまでは「金沢」駅(石川県金沢市)発の列車を対象に荷物輸送サービスを実施していたが、今回、利用客の要望に応えるため、「富山」駅発の輸送サービスを開始するという。

今回開始する同サービスでは、「富山」駅で荷物を積み込み、東京駅へ輸送するサービスを列車限定のうえで実施。
荷物を積み込む時間を確保するため、富山発の下り「つるぎ号」に積み込み、折り返しの「かがやき号」で東京へ輸送する。
JR東日本グループとJR西日本グループが連携、富山エリアの利用客から商品を集荷し、富山駅へ自動車輸送を行ったうえで新幹線に積み込み、東京駅へ輸送するという。

「富山」駅発の輸送サービス開始日は2022年3月25日、サービス対象日は毎週金曜日のみ(当面の間)。
輸送区間は富山駅→金沢駅→東京駅。
荷量は15箱(3辺合計120サイズ箱換算)。