【ニュース】 アーキネット、1991年に建設された個人宅を区分所有建物にコンバージョンした「高輪台テラス」を竣工、完成内覧会を3月23日~25日に開催 東京都品川区

2022.03.07
株式会社アーキネット(東京都渋谷区、織山和久代表)は、新規事業となる「スケルトン分譲」を開始、1991年に建設された個人宅を区分所有建物にコンバージョンした「高輪台テラス」(東京都品川区)を竣工、完成内覧会を2022年3月23日~25日に開催する。

同物件の建物は、建築家・吉武泰水氏の元自宅。
個人宅では珍しい清水建設の施工で、総タイル張りで窓面が大きく、杭工事や地下空間など、しっかりと予算をかけられた鉄筋コンクリート造による計画で、バリアフリーを意識した設計思想は、現代の超高齢社会を予想して建てられた計画だという。

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コンバージョンにあたっては、コーポラティブハウスで多くの実績がある有限会社駒田建築設計事務所(東京都江戸川区、駒田剛司代表・駒田由香代表)に共用部の設計を依頼。
施工は建築家との実績を有する株式会社栄伸建設(東京都武蔵野市、大町順造代表)に依頼し、外壁タイルをこまめにチェックした補修工事、屋上防水工事の再施工、設備配管の入れ替えを実施した。

また、エレベーターを新設し、オートロック・駐輪場・宅配ボックスなど既存の邸宅にはなかった設備を追加。
地下のスペースは、全戸分の専有物置と共用のフリースペースとして活用する。

なお同物件は、スケルトンで販売後、建築家のサポートにより、買主が要望する追加工事を同社が受け、内装工事を実施して引き渡す予定だという。
一般のリノベーション工事では触ることができない共用部についても、変更可能なルールで進めたという。

「高輪台テラス」の所在地は東京都品川区東五反田4丁目1-3、交通は都営浅草線「高輪台」駅より徒歩6分。
敷地面積は303.23㎡、延床面積は555.51㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造、地上3階・地下1階。
総戸数は4戸、専有面積は64.89㎡~126.06㎡。