【ニュース】 JR九州電気システム、「博多」駅~「鹿児島中央」駅間の新幹線構造物内に光ファイバケーブルを敷設、光ファイバ心線賃貸サービスを3月1日より開始 福岡県福岡市

2022.02.28
JR九州電気システム株式会社(福岡市博多区、小林宰社長)は、「博多」駅(福岡市博多区)~「鹿児島中央」駅(鹿児島県鹿児島市)間の新幹線構造物内に光ファイバケーブルを敷設、光ファイバ心線賃貸サービスを2022年3月1日より開始する。

情報通信サービスの高品質化・多様化に伴い、国内のデータ通信量は年々増大する傾向にあるという。
今回、同社が開始する光ファイバ心線賃貸サービスは、頑強な新幹線構造物上に敷設されているため、高い安全性が特徴。
高品質で高信頼の光ファイバ心線を提供することで、通信事業者やデータセンター、システムインテグレータ事業者に留まらず、大容量のデータ回線を必要とする様々な業種の事業者等にインフラ面で貢献するとしている。

同社の光ファイバケーブルには、自然災害のリスクがない(地震・台風・水害など自然災害の影響を受けない)、回線停止のリスクがない(市中の建設工事に伴うケーブル移設などによる回線停止がない)、公衆災害のリスクがない(クレーン作業等重機によるケーブル切断などの公衆災害がない)、主要拠点を最短距離かつ低損失で接続、24時間365日安心の保守体制といった強みがあるという。

光ファイバ心線賃貸サービスの事業開始日は2022年3月1日。
サービスエリアは九州新幹線「博多」駅~「鹿児島中央」駅間。
今後は、2023年春より高速データ通信サービスも開始する予定。