【ニュース】 井原鉄道、観光庁補助事業を活用し特別企画車両「スタートレイン」を造成、「天文王国おかやま」の美しい星空をアピール 岡山県井原市

2022.02.04
井原鉄道株式会社(岡山県井原市、藤本悌弘社長)は、岡山県域の美しい星空の魅力を広く発信するため、観光庁補助事業を活用し、特別企画車両「スタートレイン」を造成する。

新型コロナの影響で大型観光地への旅行が控えられる中、三密を避けられながら楽しめる自然溢れる観光地が人気となっており、岡山県域でも井原市美星地区がダークスカイ協会の星空認定を受けるなど、「天文王国おかやま」の美しい星空が注目されているという。

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「スタートレイン」では、鉄道車両1両の車内ロングシート化改造工事に併せ、天文王国おかやまの魅力を内外へ発信する観光列車を造成。
車両外装には、「天文王国おかやま」を象徴する岡山県域の星空に12星座と、地域の観光素材を溶け込ませたフルラッピングを行う。
また、内装にも12星座と観光素材を溶け込ませたラッピングを施し、幻想的な雰囲気が感じられる空間とする。

また、「スタートレイン」導入に併せて、地元観光バス事業者の株式会社二葉観光運輸(岡山県矢掛町、頼正孝士社長)と連携し、観光バス車両「スペースライナー」も造成。
「スペースライナー」により、鉄道駅と美星天文台や国立天文台などの天文施設とのアクセスを確保する。
これらの車両の導入により、「天文王国おかやま」の魅力を発信、広域からの天文ファンを中心とした観光誘客につなげたいという。

導入スケジュールは、2022年2月上旬に鉄道車両・バス車両ラッピング施工工事、2022年2月22日に運行開始予定(なお、岡山・広島両県にまん延防止等重点措置が適用されたことから、一般公開は、今後の情勢を見極めながら検討し、改めて発表する)。