2022.02.02
泉佐野市（千代松大耕市長）は、「全国中世荘園サミット in 東京」を2022年2月20日に渋東シネタワー11階（AP渋谷道玄坂
GHIJルーム、東京都渋谷区）で開催する。
主催は日本遺産日根荘推進協議会。

同市には、約800年前、摂政や関白になった上級貴族の五摂家（近衛家・九条家・鷹司家・二条家・一条家）の1つ、九条家が治める「日根荘」とよばれる荘園があり、その範囲は現在の市域全てに及んでいたという。
また同市では、荘園絵図や文献史料の舞台となった荘園故地、いくつかの荘園景観が、国史跡指定・重要文化的景観の選定をうけ、日本遺産にも認定されている。

同イベントでは、早稲田大学名誉教授の海老澤衷氏をコーディネーターとし、5名のパネリストによるパネルディスカッションを実施する。
パネルディスカッションの登壇者は、早稲田大学教授・高木徳郎氏、公益財団法人静岡市文化振興財団・廣田浩治氏、慶應義塾普通部・高橋傑氏、別府大学学長・飯沼賢司氏、国学院大学教授・吉田敏弘氏。

残された絵図や史料を知るだけでなく、鎮守の神社等や祭礼等を継承する各地の荘園を実際に歩いて得られる情報をあわせることで、かつての中世社会を探るという。

「全国中世荘園サミット in 東京」の開催日時は2022年2月20日の13時～16時25分。
会場はAP渋谷道玄坂GHIJルーム（東京都渋谷区道玄坂2-6-17 渋東シネタワー11階）。
定員は先着100名。
「全国中世荘園サミット in 東京」HPまたはFAXで2022年2月15日までに要事前申込。
新型コロナウイルス感染症の情勢によっては、内容変更や延期、中止の可能性あり。