【ニュース】 三井不動産と野村不動産など、日本橋川沿い再開発第1弾「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」を着工、脱炭素の取組認証を取得予定 東京都中央区

2021.12.08
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)と野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)は、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の一員として推進している日本橋川沿い再開発の第1弾「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区)を12月6日に着工した。
両社は地権者・保留床を取得する参加組合員、ならびに事務局業務受託者として同プロジェクトに参画している。

同プロジェクトは、A~Cの3街区で構成。
メインタワーが位置するC街区(超高層棟・地上52階、建物高さ約284m)は、オフィス・ホテル・居住施設・商業・MICE・ビジネス支援施設の6つの用途により構成された大規模ミクストユース施設となる。

また、脱炭素の取り組みとして、ZEB認証・ZEH認証、およびDBJ Green Building証を取得予定。
ポストコロナを見据えた感染対策や高いBCP性能を有する、次世代の安心・安全な街づくりを目指す。
同プロジェクトの全体竣工予定は2026年3月末。

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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の施行者は日本橋一丁目中地区市街地再開発組合。
所在地は東京都中央区日本橋1丁目30~32番(地番)、交通は東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅より徒歩3分、JR線「東京」駅より徒歩10分。
区域面積は約3.0ha。
A街区の敷地面積は約1,370㎡、延床面積は約5,100㎡、階数(最高高さ)は地上4階地下1階(約32m)、用途は業務施設・商業施設。
B街区の敷地面積は約2,060㎡、延床面積は約6,500㎡、階数(最高高さ)は地上7階地下2階(約31m)、用途は住宅・商業施設。
C街区の敷地面積は約1万5,560㎡、延床面積は約36万8,700㎡、階数(最高高さ)は地上52階地下5 階・塔屋3階(約284m)、用途はオフィス・商業施設・ホテル・居住施設・MICE施設・ビジネス支援施設・駐車場等。

C街区地下1階レベルでは、整備予定の地下歩道を通じ、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅に直結。
また、新たに都営浅草線「日本橋」駅の改札を整備し、乗り換えすることなく羽田空港へ約30分・成田空港へ約60分でアクセス可能となる。
さらに、将来的には周辺街区の開発に伴い東京駅日本橋口より日本橋駅まで地下通路が整備される予定。