【ニュース】 JR東日本、不通となっている只見線「会津川口」~「只見」間で第二種鉄道事業許可、鉄道施設と土地は福島県が所有 福島県只見町

2021.12.01
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)は、不通となっている只見線「会津川口」(福島県金山町)~「只見」(福島県只見町)間について、11月30日付けで第二種鉄道事業許可を受けたと発表した。

合わせて福島県も、同区間の第三種鉄道事業許可を同日付で受けた。

同区間では現在、2011年7月に発生した「平成23年7月新潟・福島豪雨」の被災で同区間が不通となっており、鉄道施設等の復旧工事が進められている。

同社と福島県は、同県が第三種鉄道事業者として鉄道施設と土地を保有し、同社が第二種鉄道事業者として運行を行う上下分離方式による運営とする内容で基本合意書を2017年6月19日付で締結。

運転再開については2022年秋ころを目指しており、復旧工事の進捗状況等を踏まえ、具体的な運転再開日については別途発表するという。