【ニュース】 奄美大島自然保護協議会、奄美の生物多様性にスポットを当てながら旅行者の環境保全意識を高めるPRムービー「いのち、むきだし。奄美大島」を公開 鹿児島県奄美市

2021.11.04
奄美大島の5市町村で構成する奄美大島自然保護協議会(事務局:鹿児島県奄美市)は11月1日、世界的に評価の高い奄美の生物多様性にスポットを当てながら、旅行者の環境保全意識を高めていくことを目的としたPRムービー「いのち、むきだし。奄美大島」を公開した。

奄美大島は今年7月26日に世界自然遺産に登録。
今回公開した同ムービーでは、全国に奄美大島の魅力を発信するとともに、世界自然遺産を後世に残すため、消費収集型の観光ではないこれからの観光のカタチ「サスティナブル・ツーリズム」を、奄美大島が先頭に立って推進するとしている。

同ムービーの音楽は、奄美在住アーティストの元ちとせ氏が今回のために制作された新曲を歌ったもの。
動植物の映像は、奄美の自然と文化を撮り続けて40年の浜田太(はまだふとし)氏の作品を中心に集めた。

また、奄美の絶滅危惧種たちをキャラクター化し、無料で著作権を解放。

さらに、国の天然記念物に指定されている「アマミノクロウサギ」や伝統工芸品の「大島紬」など、奄美の自然や文化をテーマに、奄美大島在住クリエイターがデザインした4種類のふろしきを期間限定で来島者全員にプレゼントするほか、オリジナルふろしきがつくれるスタンプラリーを2021年11月19日~2022年2月13日に開催するという。