【ニュース】 阿南工業高等専門学校など、地域防災を考える「木の仮設住宅シンポジウム」を11月7日にオンライン開催 徳島県阿南市

2021.10.20
独立行政法人国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校(徳島県阿南市、平山けい校長)は、豊橋技術科学大学・岡山県立大学・熊本高等専門学校・阿南工業高等専門学校の学生らによる、東南海・南海地震発災時に地域工務店による木造の応急仮設住宅建設を目指した調査・研究活動の成果「木の仮設住宅シンポジウム」を2021年11月7日にオンラインで開催する。

当日は、「木の仮設住宅」建設の準備状況と課題、高専生が建設した木造仮設住宅の見学会、応急仮設住宅配置計画ゲーム(徳島版・熊本版)、「木の仮設」住宅建設に向けた提言を行う。
東南海・南海地震発災時に地域工務店による木造応急仮設住宅の建設を目指し、愛知・岡山・徳島・熊本の大学生・高専生が調査・研究した成果を発表する。

「応急仮設住宅」は、被災者の生活再建の基盤となるだけでなく、「木造」の仮設住宅は、地域の林業・建設業等の雇用等の回復にも寄与するとされているが、現実的には課題も多く、各団体の準備状況や連携も十分とは言えない状況だという。

今回の同シンポジウムは、こうした課題に対し、災害時に「木造」の応急仮設住宅を建築するため、応急仮設住宅に関わる産・官・学・福祉等の関係者が抱える課題を高専生らが調査・整理し、解決策を検討する場となるもの。

「木の仮設住宅シンポジウム」の開催日時は2021年11月7日の13時~16時30分。
開催場所はオンライン開催。
参加費は無料(事前申込制)、定員30名。
申込期限は2021年10月30日まで。