【ニュース】 山万など、ユーカリが丘ニュータウンで山万ユーカリが丘線とコミュニティバスを非接触でシームレスに利用するための顔認証乗車実証実験を9月15日より開始 千葉県佐倉市

2021.09.14
山万株式会社(東京都中央区、嶋田哲夫代表)・パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社(東京都中央区、樋口泰行社長)・ジョルダン株式会社(東京都新宿区、佐藤俊和代表)の3社は、2021年9月15日より、山万が開発するユーカリが丘ニュータウン(千葉県佐倉市)で、新交通システム山万ユーカリが丘線とコミュニティバスの複数の交通サービスを非接触でシームレスに利用するための顔認証乗車実証実験を開始する。

同実証実験では、パナソニックが提供する顔認証技術とジョルダンが提供する決済・チケット管理システム「JorudanStyle3.1」を使用し、非接触・非対面での本人確認とチケット確認、乗車管理を行うことで、シームレスな乗車を利用者の「顔」一つで実現できるようになるとしている。

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山万では既に今年5月10日、バスでの顔認証乗車によるシステムの実証実験を開始しており、今回新たに鉄道でのサービスを追加することで、複数の交通機関の連携を通じ、利用者のニーズに対応した効率的で良好な交通環境(マルチモーダル交通体系)の提供を行う。

鉄道駅には、パナソニックコネクティッドソリューションズ社が開発した、フラッパーレスでポール型の新デザインを採用した顔認証ポールを各駅の改札に設置し、通行者の本人確認を行い、ジョルダンの決済・チケット管理システムでチケット情報確認を即時に実施し、通行を管理するという。

顔認証乗車システム実証実験の実施期間は2021年9月15日~2022年1月31日(予定)。
対象路線はユーカリが丘コミュニティバス1系統/2系統/3系統
/101系統/102・103系統と山万ユーカリが丘線全駅(6駅)。
対象券種は普通乗車券・定期券。
モニター数は約100名。