【ニュース】 みちのくコカ・コーラボトリングと岩手県立大学の学生団体「復興girls&boys*」、三陸地域の特産品を使用したオリジナルモクテルを開発、盛岡市内の飲食店で順次販売 岩手県矢巾町

2021.08.20
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社(岩手県矢巾町、谷村広和社長)は、岩手県立大学(岩手県滝沢市)の学生団体「復興
girls&boys*(伊藤遣蔵代表、社会福祉学部3年)」と協働し、三陸地域の特産品を使用したオリジナルモクテルを開発、8月20日より盛岡市内の飲食店で順次販売を開始する。

同取り組みは、岩手県内の産学官連携組織「いわて未来づくり機構」が推進する、復興支援プロジェクト「いわて三陸復興のかけ橋」の一環。
東日本大震災の風化抑止、三陸地域の特産品の認知・消費拡大を目的に、同社と学生が協働し、飲食店などで提供される新たなオリジナルメニューとして展開を図るもの。

「モクテル」とは、真似たという意味の「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を組み合わせた造語で、ノンアルコールカクテルのこと。
アルコールが苦手な人やハンドルキーパーも楽しめるスペシャルドリンクとして、飲食店での取り扱いが増えているという。

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今年2月には、復興girls&boys*のメンバーが考案したオリジナルモクテル3作品について、学生による説明・制作と関係者による試飲・審査を実施、実際に飲食店に向けて展開する作品を決定するプレゼンテーション大会を開催。
同プレゼンテーション大会の結果、考案されたオリジナルモクテル3作品すべてを飲食店に向けに展開することとし、準備を進めてきたという。

その後も復興girls&boys*のメンバーが主体となって活動し、飲食店のフィードバックも得ながら改良を重ねてきた。
こうした過程を経て、「宮古シソモクテル」「軽米さるなしモクテル」「岩泉ほおずきモクテル」の3品のオリジナルモクテルの販売を開始する。

「宮古シソモクテル」は、宮古のブランド紫蘇「川井赤しそ」エキス+「カナダドライ クラブソーダ」で、さっぱりした味わいは、肉料理との相性が良いという。
「軽米さるなしモクテル」は、軽米町の特産品「さるなし」ドリンク+「カナダドライ クラブソーダ」で、ベビーキウイとも呼ばれる「さるなし」の爽やかな独特の甘味が特徴。
「岩泉ほおずきモクテル」は、岩泉町の特産品「食用ほおずき」ジャム+飲むヨーグルト+「カナダドライ ジンジャーエール」で、希少な岩泉町産「食用ほおずき」使用した、ヨーグルト風味のデザートモクテルだという。