2021.06.29
総合生活トラブル解決サービスを手掛けるジャパンベストレスキューシステム株式会社（名古屋市中区、榊原暢宏代表）はこのほど、賃貸物件に入居する60歳以上の人を対象とした、原状回復費用等の補償付き見守りサービス「安心確認コール」の提供を開始した。

「安心確認コール」は、同社の既存インフラにより、入居者と管理会社を繋ぐサービス。
電話での安否確認により、IT機器の操作に不慣れなシニア世代でも安心して利用できるほか、入居者の応答が無かった場合は、管理会社や家族にメールで通知する。
さらに、家主費用の利益保険では、事故が発生した場合に生じる原状回復費用だけでなく、空室期間中の逸失利益まで補償するという。

同社ではこれまで、生活トラブル解決に関する会員事業を展開してきた。
カギ・水・ガラス等の生活トラブルに24時間365日対応する「安心入居サポート」は会員数96万4,000人、あらゆるメーカーの住宅設備を最大10年まで延長保証する「安心修理サポート」は会員数103万6,000人に達している（2021年3月末時点）。

また同社では、これまでに蓄積した5,500万件以上の生活トラブル対応データを基に、AI等のテクノロジーを活用した新サービスの開発にも取り組んでいる。
今回開始した同サービスでも、各種センサーを活用したオプションの導入等、便利で快適なサービス内容となるよう、開発を継続しているという。