【ニュース】 三井不動産、柏の葉スマートシティで屋外施設「KOIL MOBILITY FIELD」を6月15日にオープン、ドローンなどの開発をサポート 千葉県柏市

2021.06.11
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)は、公民学連携で街づくりを推進している柏の葉スマートシティ「イノベーションキャンパス地区」(千葉県柏市)内の135街区で、開発途上のロボットやドローンなどのモビリティの開発をサポートする「KOIL MOBILITY FIELD」を2021年6月15日にオープンする。

2014年4月に開業したインキュベーション施設オフィス「KOIL」、2021年1月に開業したオフィス「KOIL TERRACE」に続き、「KOIL」シリーズ初の屋外施設となる「KOIL MOBILITY
FIELD」の誕生により、柏の葉スマートシティでの新産業創造をさらに加速させるという。

今回オープンする同施設では、ドローンや自動運転など、ロボットの開発検証の内容に合わせた場を複数用意。
受付窓口を簡略化、ワンストップによる手続きでの利用を可能とする。

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柏の葉では、これまで多くの実証実験やロボット開発の相談が寄せられてきたが、公道を利用する開発検証や実証実験は行政などとの手続きに時間がかかることが多く、スピード感を求めるベンチャー企業等のニーズに応えられないこともあったという。
特にドローンの場合は、開発時に懸念される機体の暴走防止のため、全面をネットで覆った緩衝ネット付飛行場でのテスト環境が求められる。
一方、自由にロボットをテストできる検証フィールドも、首都圏エリアで少なく環境が十分ではないという。

同施設では、迅速で簡易な手続きで開発検証を可能とし、使い勝手がよいテスト環境を整備することで、「イノベーションキャンパス地区」内へのロボットやモビリティの開発に取り組む企業の集積や研究機関の誘致を進めたいとしている。

施設構成は「モビリティサーキット(全長400m、幅員7m)」「ドローンフィールド(緩衝ネット付飛行テスト施設、23m×18m×高さ9m)」「草刈りフィールド(1,245㎡)」「作業室(40フィートコンテナ1基、電源・空調完備)など。

「KOIL MOBILITY FIELD(コイル モビリティ・フィード)」の所在地は千葉県柏市正蓮寺393番地 中央135街区1内、交通はつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅より徒歩11分。
敷地面積は6,545㎡。
開業日は2021年6月15日(予定)。
事業主は三井不動産株式会社、運営委託先はドローンワークス株式会社(千葉県柏市、今村博宣代表)。