【ニュース】 多古町とマイナビ地域創生、古民家「大三川邸」を再生、4月より1棟貸古民家宿として運営 千葉県多古町

2021.03.19
千葉県多古町(所一重町長)と株式会社マイナビ地域創生(東京都新宿区、土屋芳明代表)は、古民家「大三川邸」を再生、2021年4月より運営を開始する。

同事業は多古町地方創生事業によるもの。
リノベーションの監修と運営等全般をマイナビ地域創生が担い、オープンまでの事業協力にはANA成田エアポートサービス株式会社(千葉県成田市、石田洋平社長)が加わり、官民連携で同町の地域活性化を目指すという。

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成田国際空港の東隣にある同町は、江戸時代には多古藩として栄えた場所。
中でも大三川邸の所有者だった大三川家は、この地で農業を営みながら、苗字帯刀も許され、旧多古町の町長になったこともある由緒ある家柄だという。
150年以上の歴史がある古民家は、宿泊施設へと役割を変え、地域のランドマークとなるような1棟貸古民家宿へ生まれ変わるとしている。

事業形態はスタッフが常駐しない1棟貸しの民泊施設で、チェックイン・チェックアウトもオンラインで実施可能なタブレットを導入。
地元飲食店と提携し、地元食材をふんだんに使用した特別メニューや地産ワインをデリバリーすることも可能だという。

「大三川邸」の所在地は千葉県香取郡多古町飯笹630-1。
定員は推奨8名(1棟貸し)、設備は母屋・蔵(シアタールーム)・露天風呂。