【ニュース】 ブルボン、2022年度中の全線再開を目指すJR只見線の応援商品「福島県只見線応援天然水500ml」を3月11日に新発売 福島県只見町

2021.03.05
株式会社ブルボン(新潟県柏崎市、吉田康社長)は、2011年7月の新潟・福島豪雨で被災し、2022年度中の全線再開を目指しているJR只見線を応援するミネラルウォーター「福島県只見線応援天然水 500ml」を2021年3月11日に発売する。

JR只見線は、「会津若松」駅(福島県会津若松市)~「小出」駅(新潟県魚沼市)を結ぶ全長約135kmのローカル線。
全国屈指の秘境路線として人気があり、只見川や河畔に点在する集落、雄大な山々が四季を通じて織り成す絶景で、多くの写真家や旅行者を魅了している。

2011年7月、東日本大震災に追い打ちをかけるように新潟・福島豪雨が発生し、同路線は甚大な被害を受け、被災後、懸命な復旧作業により、大部分の運行が再開されたが、特に被害が大きかった「会津川口」駅~「只見」駅間の約27kmは、今もなおバスによる代替輸送が続いている。
一時は廃線の危機もあったが、同路線の復旧を願う地域住民の思いが実を結び、現在、2022年度の全線再開に向けて復旧工事が行われ、地域が一体となって同路線の利活用に取り組んでいる。

03051200

同社では今回、東日本大震災や新潟・福島豪雨から10年目の節目を迎えるにあたり、防災減災への願いを込めて「福島県只見線応援天然水 500ml」を発売。
只見線の復旧と利活用を応援するとともに、防災備蓄(ローリングストック)の普及啓発を図る。

同商品は、食品安全マネジメントシステムの国際規格
「ISO22000」の認証を得た羽黒工場の製造ラインで生産しているもの。
ペットボトルも工場内で製造、深井戸から採水した水をそのままボトルに直詰めし、包装、出荷を一貫して生産しているという。
商品ラベルには、只見線の風景とふくしまを応援するキャラクター「ベコ太郎」によるローリングストックをデザインした。

「福島県只見線応援天然水 500ml」の内容量は500ml。
賞味期限は25カ月。
販売チャネル(予定)は、福島県内の量販店、ドラッグストア、小売店、売店など。
価格はオープンプライス。
通信販売は「ブルボン通信販売」「ブルボンオンラインショップ」よりケース単位(24本入)、ケース販売価格は2,592円(税込・送料無料)。
商品の売り上げの一部は、JR只見線復興に協力するとしている。
発売日は2021年3月11日。