【ニュース】 三井不動産と国立がん研究センター、国立がん研究センター東病院の敷地内で「(仮称)柏の葉ホテル計画」の新築工事を着工 千葉県柏市

2020.12.23
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)と国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区、中釜斉理事長)は
12月16日、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市、大津敦病院長)の敷地内で「(仮称)柏の葉ホテル計画」の新築工事を着工した。

同計画は、三井不動産が同病院の土地の一部を賃借し、ホテル(計146室、予定)を建築するもの。
竣工後は、株式会社三井不動産ホテルマネジメント(東京都中央区、雀部優社長)が運営を行う。
開業は2022年夏の予定。

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同ホテルは、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅よりバスで約6分の立地。
国内有数のがん専門病院の同病院には、毎年国内外から述べ30万人弱のがん患者が来院している。
一定期間の通院が必要になる場合や、遠隔地からの入院・通院など、来訪者のニーズに応え利便性を向上させるため、同病院の敷地内で病院と隣接する形で同ホテルの建築を決定した。

両者は現在、客室や共用エリアの設計をはじめ、がん患者や家族を支える具体的なサービス・機能等について、検討を進めているという。
また、病院との連携による新たな診療モデルの創出を目指し、5GやITなどの通信環境も整備、遠隔診療やセンシングデバイス等の導入による新たなヘルスケアサービスの開発も検討するとしている。

計画所在地は千葉県柏市柏の葉6丁目5番2、交通はつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅よりバスで約6分。
敷地面積(一団地面積)は1万1,914.00㎡(このうちホテル部分は3,972.43㎡)、延床面積は8,329.89㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上7階建。
客室数は146室(予定)。