【ニュース】 JR東日本、「新幹線オフィス」の実証実験を実施、新幹線車内でのリモートワークの課題や要望を調査 東京都渋谷区

2020.12.23
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)は、昨今のリモートワークの広がりから、加速度的に普及したウェブ会議を新幹線の座席でも実施可能な車両を設定、利用動向や新幹線車内でのリモートワークの課題や要望を調査する実証実験を実施する。

実証実験によって得られた結果から、移動中の車内でも快適に仕事ができる新幹線オフィスの検討を進め、新たな働き方の実現を目指す。
実証期間は2021年2月1日~12日・15日~26日(土休日を除く)。

新幹線の座席では現在、携帯電話などでの通話を「遠慮」としているが、同実証実験を行う列車については、ウェブ会議にも対応できる通話が可能な車両(リモートワーク推奨車両)を1両設定。
同車両は乗車券・新幹線特急券のみで利用可能で、座席指定は無し(満席の場合あり)。
利用の際、アンケートに協力した人には、JR東日本が運営するシェアオフィス「STATION BOOTH」の無料利用チケットを進呈する。
対象列車は「東京」~「仙台」~「新青森」間の「はやぶさ」「やまびこ」の一部列車・一部区間。