【ニュース】 三菱地所、同社初となる病院不動産開発事業「(仮称)札幌南徳洲会病院建替計画」に伴う病院施設の新築工事に着手 北海道札幌市

2020.04.14
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)はこのほど、同社初の病院不動産開発事業となる「(仮称)札幌南徳洲会病院建替計画」に伴う病院施設の新築工事に着手した。
竣工は2021年5月の予定。

同計画は、医療法人徳洲会(大阪市北区、鈴木隆夫理事長)が所有・運営する「札幌南徳洲会病院」(札幌市清田区)について、診察・入院機能を継続しながら病院の機能更新を行うため、札幌市清田区平岡に新たに病院施設を開発し、移転するもの。
竣工後は、同社が病院施設を保有し徳洲会に賃貸、徳洲会が2021年夏頃より「札幌南徳洲会病院」として運営を開始する予定。

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超高齢化社会を迎え、地域の重要なインフラとなる病院への注目が高まる中、老朽化した病院の機能更新は、多くの医療機関が直面する課題の一つとなっている。
同社は、こうした課題の解決に向け、医療機関が抱える課題・ニーズを汲み取った移転・建替計画に取り組んでいくほか、現在、既に日本全国で複数の計画を進めており、将来的には医療を核としたウェルネスタウンにも取り組むとしている。

札幌南徳洲会病院の移転先所在地は札幌市清田区平岡5条1丁目5号(現住所は札幌市清田区里塚1条2丁目20番1号)、交通は札幌市営地下鉄東西線「大谷地」駅より車・バスで約10分(徒歩約30分)。
病院敷地面積は1万105.58㎡、延床面積は7,180.76㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地下1階地上2階。
病床数は88床(一般48床・ホスピス40床)、人工透析(25床)。
診療科は内科・消化器内科・緩和ケア内科・呼吸器内科・腎臓内科・循環器内科・糖尿病内科・リハビリテーション科・漢方内科。
着工は2020年4月、竣工は2021年5月(予定)。