2020.04.06
ごぼう先生こと本名・簗瀬寛（やなせひろし）氏（株式会社GOBOU代表取締役）は3月28日、動画配信サイト「YouTube」で、古新聞でつくった棒を刀に見立てて体操を行う「家康棒体操」の配信を開始した。

同動画は、新型コロナウイルス感染防止のため、外出を控えている高齢者とその家族を対象としたもの。
介護や支援が必要にならないよう、介護予防をすることを目的としている。

徳川家康の生誕地・愛知県岡崎市では、4月の恒例行事となっている桜まつりの「家康行列」が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となった。
ごぼう先生自身も同市出身で、幼い頃から毎年、両親・祖母の三世代で「桜まつり」に通い「家康行列」を楽しんでいた思い出があるという。

高齢者が自宅で過ごす時間が長くなれば、筋力や体力、脳の衰えにつながることが心配される中、今後も新型コロナウイルスの影響でイベントの中止や外出の自粛などが続けば、健康を損なう恐れがあることから、同動画を公開したとしている。

動画で公開した体操は、深呼吸や足上げ、声を出すなど、すべて椅子に座ったままできる簡単な体操だという。