【ニュース】 三菱地所、「(仮称)京都岡崎ホテル計画」を着工、ひらまつが新ブランド「(仮称)ザ・ホテル岡崎京都 by Hiramatsu」を初出店 京都府京都市

2020.02.25
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)はこのほど、「(仮称)京都岡崎ホテル計画」(京都市左京区)の新築工事に着手した。

同計画は寺院「真宗大谷派岡崎別院」所有地の一部を一般定期借地権(50年)で三菱地所が借り受けてホテルを開発、竣工後は株式会社ひらまつ(東京都渋谷区、陣内孝也社長)が賃借のうえ、ホテル運営を行うもの。
ホテルには、ひらまつが展開する新ブランド「(仮称)ザ・ホテル岡崎京都 by Hiramatsu」が初出店する。
開業は2021年秋頃の予定。

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ひらまつは1982年の創業以来、レストラン事業を核に、時代の変化やニーズに応じてウエディングやケータリング、ワイン、ホテルなどに業容を拡大。
ホテル事業については、「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ」ブランドを展開、オーベルジュ型ホテルで「滞在するレストラン」という領域を確立してきた。
今後はオーベルジュ型やスモールラグジュアリーでのホテル出店を継続するほか、客室数50室超の都市型ホテルなど、新たな領域にも進出する。
今回の同ホテルは、新たに伝統と革新を調和する次世代顧客向けホテル・ブランドとして始動、その第1号案件となるもの。

同計画地は、京都の洛東エリアにあり、丸太町通に面した立地。
周辺には平安神宮のほか南禅寺や京都市動物園などがある。

建物は庇を設け、落ち着いた色調を用いるなど、寺社を思わせる外観とし、インテリアは木や石など素材感を生かしたデザインとする。
また、西陣織の老舗「細尾」をはじめ、京都の伝統工芸を担う若手後継者6人による日本の伝統工芸の新たな価値を発信するプロジェクト「GO ON(ゴオン)」とのコラボレーションも企画しているという。

「(仮称)京都岡崎ホテル計画」の所在地は京都市左京区岡崎天王町26番5の一部(地番)。
敷地面積は2,860.75㎡、延床面積は5,500.38㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上4階。
客室数は60室(約40㎡:52室、約80㎡:8室)。
料飲施設はレストラン・和食各1店舗。
開業時期は2021年秋(予定)。