【ニュース】 京都伝統産業交流センター、「京都伝統産業ふれあい館」を3月14日に「京都伝統産業ミュージアム」としてリニューアルオープン 京都府京都市

2020.02.21
公益財団法人京都伝統産業交流センター(京都市左京区、渡邉隆夫理事長)、同センターが運営する「京都伝統産業ふれあい館」(京都市左京区)を3月14日に「京都伝統産業ミュージアム」としてリニューアルオープンする。

京都伝統産業ふれあい館は、前身の京都伝統産業会館を引き継ぎ、1996年に京​都市勧業館みやこめっせ内に開館。
京都市の伝統産業74品目全てを紹介する施設として、国内からの来訪者だけでなく、工芸品に興味を持つ多くの海外の人も来場しているという。

開館以来の本格的な全面改装を経てオープンする「京都伝統産業ミュージアム」では、継承した伝統的技術を用いて、現代の生活に調和するものづくりを追求するつくり手たちの活動を積極的に発信。
使い手である来場者とともに、伝統産業のいまとこれからを考える、自由な交流の場の創出を目指す。

オープン後の館内では、京都の伝統産業74品目をその完成品だけでなく、制作工程や背景、使い方の提案など、様々な視点に基づく展示を行う。
マテリアルライブラリーでは、伝統工芸にまつわる素材・材料・技術をアーカイブし、登録事業者は打ち合わせや商談の場所として利用可能。
ミュージアムショップでは伝統工芸品の販売などを行う。

「京都伝統産業ミュージアム」の所在地は京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ地下1階。