【ニュース】 千葉商科大学付属高等学校商業科、和菓子所八矢庵と協働開発した創作和菓子を発売、地産創作和菓子で地域活性化 千葉県市川市

2020.02.19
千葉商科大学付属高等学校(千葉県市川市、浅川潤一校長)商業科は、有限会社和菓子所八矢庵(千葉県松戸市、今井浩志代表)と協働開発した創作和菓子を発売する。

今回発売する商品は7品。
授業で簿記やマーケティング等を学ぶ2年生68名が、商業の知識を社会の現場で実践し、10代の若い力で地域社会を盛り上げ、企業の課題を解決することを目的として開発した。
八矢庵代表の今井氏の「和菓子に関する消費者のニーズを知りたい」「地域の若い世代の方にも和菓子に関心をもってもらいたい」という課題を解決するため、2019年4月、同商品開発プロジェクトが立ち上がったという。

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生徒らは「道の駅いちかわ」で口頭アンケートによる市場調査を実施。
約300人から得られた回答を元に、新商品の企画を立案し、13に分かれた各チームが八矢庵に13案を提案した。

生徒らの提案に対し、素材や見た目、ネーミング等、八矢庵から指摘やアドバイスを受け、改善案の提出と試作を繰り返し、準備期間を含め約9カ月かけて7つの新商品が完成したという。
開発商品は、見た目も味も「まるごと落花生」にこだわった「縁焼(えにしやき)」(税抜200円)、「地元野菜を楽しみたい」というアンケート結果から発案した「カリッとかぼどら」(税抜200円)など。

同商品は3月14日と3月21日に、「道の駅いちかわ」で行う販売イベントで販売する(7商品、各200個ずつ販売予定)。
販売イベント以外での一般販売については未定。