【ニュース】 相模湖リゾートなど、ハンドルがない自律走行バスの実証実験を11月25日~12月1日に実施 神奈川県相模原市

2019.11.21
相模湖リゾート株式会社(相模原市緑区、道本晃一社長)・富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)・ソフトバンク傘下のSBドライブ株式会社(東京都港区、佐治友基社長)の3社は、ハンドルがない自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ、フランスNavya社製)」の実証実験を、アウトドア施設と遊園地を組み合わせたた複合型レジャーエリア「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」(相模原市緑区)で11月25日~12月1日に実施する。

今回の実証実験は、世界各地で走行実績がある「NAVYA ARMA」を、同エリアの入園口から園内のテーマパーク「パディントン タウン」の入り口まで(約250m)走行させ、来園者の移動に活用するというもの。
神奈川県の「最先端ロボットプロジェクト」を受託して実施する。

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同実証実験では、将来の無人での運行を想定して来園者を効率的に輸送するため、車両内とバス停にセンサーを設置し、同エリアの事務所にいる遠隔監視者が車両内に着座した人数とバス停で待機している人数をリアルタイムに把握できるようにする。
センサーで検知した人数を基に、遠隔監視者がSBドライブの自動運転車両運行プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」でバスの出発時刻をリアルタイムに設定することで、緊急時を除き、車内のオペレーターがバスの運行に関わる作業を行うことなく、効率的な運行を実現できるという。

実証実験の実施期間は11月25日~12月1日(11月25日の午前中と28日を除く)。
運行時間は10時~16時(予定)。
乗車料金は無料(入園料は必要、試乗には同意書への署名が必要)。