2019.11.14
「ホテル シェラリゾート白馬」（長野県白馬村、株式会社シェラリゾートホテルズ、富原麗美代表）は、高校生が同ホテルを借り、フロント・客室・レストランを主体に本格的なサービス実習を行う「高校生ホテル」を12月7日に実施する。

当日、ホテルを運営するのは長野県白馬高校の2年生35名。
廃校の危機にあった同校では、地元有志とともに存続に尽力し、平成28年に国際観光科を新設、全国から生徒が集まっている。
生徒の学びを支援するため、地域内外の民間企業と連携し、地域資源を活用しながら英語や観光の授業を行っているという。

同ホテルの創設者はその有志の1人。
長野県が目指す「世界水準の山岳高原観光地づくり」の重点支援地域でもある白馬村で、歴史・文化や次代の人材を育む場を維持存続させようと、新しい科の新設案を文科省に提案したという。
同校は現在、文科省指定のコミュニティ・スクールとして、地域に開かれた学校運営に取り組んでいる。

「高校生ホテル」の実施にあたっては、10月24日に同ホテルのレストラン会場で本格的なトレーニングのキックオフイベントを実施、約3時間のレストランサービスの研修を実施した。
今後は、12月7日のチェックインから8日のチェックアウト本番に向け、サービストレーニングの授業と全日リハーサルの7回の授業を行う予定。

12月7日チェックインの「高校生ホテル宿泊プラン」は、1泊2日「四季のコース」ディナー・朝食付きで、価格は8,980円（消費税・サービス税込）、宿泊数は約100名。
ディナー調理はホテルシェフによる提供となるが、チェックイン・コンシェルジュ・ルーム清掃・レストランサービス・チェックアウトなどの各接客場面では高校生スタッフが担当、高校生によるこの日だけの特別イベントも企画中だという。
なお、「高校生ホテル宿泊プラン」は現在、全室予約済となっている。

「ホテル シェラリゾート白馬」の所在地は長野県北安曇郡白馬村北城14863-6、交通はJR大糸線「白馬」駅より送迎バスで約10分（要予約）。

宿泊予約は
ホテル シェラリゾート白馬