【ニュース】 住友商事、大阪市と大和市で都市型物流施設「SOSiLA」の開発に着手、消費地に近接したラストワンマイルに対応 大阪府大阪市

2019.10.03
住友商事株式会社(東京都千代田区、兵頭誠之社長)はこのほど、大阪市福島区と神奈川県大和市で都市型物流施設「SOSiLA」の開発に着手した。

大阪市福島区では段ボール・板紙の製造・販売を手掛けるレンゴー株式会社(大阪市北区、大坪清会長兼社長)の淀川工場跡地に「(仮称)SOSiLA大阪」を、神奈川県大和市では「SOSiLA」シリーズ最大規模の「(仮称)SOSiLA中央林間」をそれぞれ建設する。

なお、竣工済みの「SOSiLA」シリーズは、2019年10月以降、全棟が満床となっており、安定した稼働が見込まれるという。

近年、通販事業者や小売事業者により、短時間納品等の消費者ニーズに応えるサービスが提供され始めている一方、配送トラック・ドライバー・庫内就労者の不足が社会問題となっている。
同社では、こうした社会課題を解決するため、「人と社会を繋ぐ物流施設」をテーマに、消費地に近接したラストワンマイル対応の物流施設「SOSiLA」の開発を進めてきたという。

「(仮称)SOSiLA大阪」は、大阪のオフィスエリア至近の立地で、2021年5月末の竣工を目指す。
また、あらゆる産業の包装ニーズに対応し、物流効率化を見据えるレンゴーとの更なる協業も検討する。

「(仮称)SOSiLA中央林間」は、神奈川県内陸部の人口密集エリアに位置し、2022年中の竣工を目指す。