【ニュース】 大和リース、南部市場跡地の商業施設「ブランチ横浜南部市場」を9月20日にオープン、旧市場の特性を活かし「食」のにぎわいを創出 神奈川県横浜市

2019.08.06
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)は、金沢シーサイドライン「南部市場」駅前で複合商業施設「ブランチ横浜南部市場」(横浜市金沢区)を今年9月20日にオープンする。

同事業は、横浜市が2015年3月31日をもって中央卸売市場としての機能を廃止した南部市場(1973年開設)の跡地を、加工・配送・流通の場として活用する「物流エリア」(約12万2,000㎡)と、公募事業者の提案・整備により活用する「賑わいエリア」(約4万7,000㎡)に分けて事業化するもの。

同市では、1973年の開設以来、40年以上地元に生鮮食料品を供給してきた同市場の特性を活かす形で、民間事業者の創意工夫による集客施設の建設・運営等の事業提案を公募型プロポーザル方式により募集、同社はその事業者に選定されている。

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今回オープンする同施設は、市場であった特性を活かし、「食のライブマーケット ~地域と人が食でつながる交流拠点~」をコンセプトとした。
「発見(いつも新鮮な発見がある店舗群)」「体験(五感で食を体験できるコンテンツ)」「発信(地域の食と食文化の発信)」の3つのテーマを掲げ、地域住民や観光客など、様々な人々に開かれた「食」のにぎわいを創出するとしている。

施設内には、芝生敷きの海辺広場などの緑豊かな空間や、調理設備を整えた交流スペースを整備。
交流スペースでは、国内外の多世代の来訪者に対し、同市場の食材を積極的に使用しながら、物流エリアや経験豊かな関連棟事業者を講師に招き、食文化の発信を行うことで、食を介したコミュニティの醸成を図る。
地域住民にとっては、日々の食卓が豊かになり自慢できる場所に、観光客にとっては地域や全国の食を求め訪れたくなる場所になることで、地域と人が「食」を中心につながっていく交流拠点を目指すという。

「ブランチ横浜南部市場」の所在地は横浜市金沢区鳥浜町1番1。
敷地面積は3万4,719.81㎡、延床面積は2万744.14㎡。
構造・規模は鉄骨造・2階建。
テナント構成は飲食・物販・サービスなど。
駐車場台数は775台、駐輪台数は372台。