【ニュース】 大井川農業協同組合など、新東名島田金谷インターチェンジ周辺「賑わい交流拠点」の施設名称を「KADODE OOIGAWA」に決定、大井川鐡道が新駅設置へ 静岡県島田市

2018.08.05
株式会社賑わい創造舎(静岡県藤枝市)は8月2日、大井川農業協同組合(静岡県藤枝市、池谷薫組合長)・島田市・大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇社長)・中日本高速道路株式会社(名古屋市中区、宮池克人社長)の4者連携で進める新東名島田金谷インターチェンジ周辺「賑わい交流拠点」(静岡県島田市)の施設名称を「KADODE OOIGAWA」に決定、ロゴマークなどを発表した。

また、施設名の決定に伴い、賑わい創造舎は8月2日から社名を
「KADODE OOIGAWA 株式会社」に変更。
あわせて、賑わい創造舎へは、アグリビジネス投資育成株式会社(東京都千代田区、JAグループと日本政策金融公庫が出資)が出資することも決定した。

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施設名には、大井川農業協同組合・島田市・大井川鐵道・中日本高速道路の4者連携事業であり、交通の結節点である立地を踏まえ、大井川流域の農業と地域交流の玄関口に相応しい新たなランドマークとして、上質な時間や地域の魅力を体感する出会いの場でありたいという想いを込めたという。

「緑茶と農産物の体験型フードパーク」をテーマに、ここを訪れる人や生産者、事業運営者が一緒になり、大井川流域の緑茶などの農産物や観光の魅力を発見・発信・創造する施設を目指する。

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また同施設では、施設の賑わい創出と大井川流域の観光事業活性化を目的に、施設内への新駅設置について検討してきたが、このほど、大井川鐵道をはじめとする関係者間で合意に至った。
今後は、関係者間で協議を重ねた上で、大井川鐵道が監督官庁への新駅開設の届け出や駅名、運行計画の立案などを進めていく予定だという。

「KADODE OOIGAWA」の所在地は静岡県島田市竹下・横岡新田地内。
施設延床面積は約5,200㎡。
駐車場台数は約550台。
施設構成は、農産物直売、カフェ、子供の遊び場、テナント、レストラン、(仮)大井川流域観光拠点。
開業時期は2020年秋開業予定。