【ニュース】 ヨドバシホールディングス、大阪駅北口で建設中の「ヨドバシ梅田タワー」開発概要を発表、約200店舗を集積する複合商業施設 大阪府大阪市

2019.06.04
株式会社ヨドバシホールディングス(東京都新宿区、藤沢昭和代表)は6月3日、大阪駅北口で建設中の「ヨドバシ梅田タワー」(大阪市北区)の開発概要を発表した。

同物件は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗が集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、2019年秋に開業予定。
地下2階~地上8階の10フロアにまたがる、売り場面積9万1,954㎡の大規模商業施設は、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシカメラを核にした、新たな複合商業施設となる。
商業施設の各フロアは、隣接する既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田とも接続する。

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設計にあたっては、周辺の都市開発プロジェクトとの景観的な調和を図るため、壁面や屋上の一部を緑化。
グランドレベルでは、開放感あるガラスカーテンウォールにより、クラシカルでありながら先進性も感じられる建物デザインとした。
中層部の外壁は、既存建物との統一感を重視し、インド産の天然石を使用しアクセントにリブを採用した、重厚感ある石張りとする。

地下2階~地上8階の商業エリアには、アパレル・雑貨・飲食店・食物販・サービスなど約200店舗が出店。
ファッション、スポーツ・アウトドア、インテリアなどのショッピングエリア、ファミリー向けの大型キッズエリアをはじめ、コワーキングスペース、飲食店街とスーパーマーケットが一体となった大型の食のエンターテイメントエリアなど多様な顔を揃え、隣接するヨドバシカメラマルチメディア梅田とも連結する。

宿泊施設は、阪急阪神ホテルズの新ブランド1号店となる「ホテル阪急レスパイア大阪」が、大阪市内最大級となる約1,000室の客室を用意。
2019年11月27日の開業が決定した。

また同開発では、大阪駅・大阪ステーションシティ・グランフロント大阪と周辺施設を繋ぐペデストリアンデッキも整備。
地下1階・1階・2階レベルへの移動が可能となり、大阪駅周辺の歩行者動線の利便性が向上するという。

ヨドバシ梅田タワーの敷地面積は既存棟・新棟計約1万7,200㎡、延床面積は新棟が約11万100㎡・既存棟が約10万8,800㎡。
新棟の階数は地下4階地上35階。
施設構成(予定)は商業部分(地下1階~地上8階)が約5万3,200㎡・ホテル部分(地上9階~35階)が約4万1,500㎡。