【ニュース】 野村不動産など3社、事業参画する「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」が都市計画決定 岡山県岡山市

2019.04.01
野村不動産株式会社を代表企業とするグループ(野村不動産株式会社、JR西日本不動産開発株式会社、株式会社奥村組)は、同グループが事業協力者として参画している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」が3月29日付で都市計画決定の告示を受けたと発表した。

同地区では、2016年9月に市街地再開発準備組合が設立。
2017年3月に同グループが事業協力者となり、再開発計画を進めてきた。

JR「岡山」駅周辺エリアは、商業・業務施設などが高度に集積し、鉄道・路面電車・バスなど交通の要所として機能している地区。
その中で、同事業を検討している地区は、低・未利用の土地が多く、既存建物の老朽化も進んでいることから、都市機能の再整備が望まれる状況にあったという。

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同地区は、国が定める「都市再生緊急整備地域(岡山駅周辺・表町地域)」内に位置。
合わせて、岡山市が定める「都市計画マスタープラン」では、広域商業機能やコンベンション機能、居住機能、医療機能などの集積を図ることで、市民に高次都市機能を提供し、さらに岡山を発信する「都心拠点」として位置付けられている。

同事業では、こうした立地条件や上位計画を踏まえた上で、商業施設やホテル、コンベンション施設、アミューズメント施設、都市型住宅などの都市機能を備えた施設整備を図り、地域の賑わいの創出を目指す。

また、建物の不燃・耐震化により防災性を向上させるほか、道路拡幅や通路整備により歩行者空間を確保。
さらに、広場や観光バスベイの整備により回遊動線の結節点を作り、駅前周辺にもたらした賑わいをさらに市街地に波及させるとしている。

「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の所在地は岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番(地番)。
施行区域は面積約1.4ha。
延床面積は西街区が約6万7,100㎡、東街区が約1万6,400㎡。
主要用途は西街区が住宅・ホテル・店舗、東街区が駐車場・店舗。